見えないものを見るために

人生哲学 元図書館司書 図書館・情報学

持つべきものはキャリアである

法律関係の仕事をしているため、離婚、一人親、引きこもり、ニート、様々な境遇の人々を見る。

それを見てどうかという訳ではないが、自分の中の小さな有耶無耶を確信に変えることができた。


持つべきものはキャリアであるなぁ。

と。キャリアというか、端的に言えば「金」である。

あとは、いざとなったときに適切なサービスに繋がる能力。
たとえ金を稼げなくなっても、手当金やサービスは探せばけっこうあるもので、認知がきちんと働くうちに調べておくと良い。


世の中には家族主義の人たちもいるが、女性の場合はたとえ結婚して、子どもがいたとしても、在宅や施設で一人死を迎えることが確率的には大きい。何故なら、男性の方が短命だからだ。また、子どもがいても今は介護するとは限らない。そんな現状を嫌というほど見てきた。

唯一救いなのは女性の方が生活力がある人が多いこと。貯蓄もしている。女性同士は共通点があると連帯できる傾向にある。

トータルで見ると女性の方がうまく生き延びやすい。

私と同年代(30歳前後)で先を見据えて動いている人間は女性の方が多い。逆に男性は目先のことしか見えていない人が少なくない気がするな。